料金(手続き費用)について
特許出願に必要な費用は、特許庁に払う印紙代と、特許事務所が頂く手数料に分けられます。
特許事務所が頂く手数料は、 案件ごとにすべて異なり、その算出は非常に複雑です。
そのため、どこの特許事務所のホームページを見ても、概算でしか 手数料の提示をしていません。
それは、簡単に言えば、以下の理由によるからです。
(1) 発明によって、明細書を作成する労力が極端に異なること。
(2) 発明によって、必要な図面の難易度、枚数が異なること。
(3) 発明によって、適用すべき特許法上の制度が異なり、それぞれ別の書類を作成する必要があり得ること。
(4) 特許出願をした後、特許庁との間で何回やりとり(中間手続きと呼びます。)が発生するかは、事前には予測できず、やりとりのたびに手数料が発生すること。
等の理由により、案件ごと(発明ごと)にすべて異なった手数料になります。
これは、商標、意匠、実用新案、国際特許出願も、基本的にはすべて同じです。
手続き費用
手数料は、(1)出願時、(2)中間処理時(特許庁による審査時)、(3)特許が許可されて特許を登録する時と、一度にでは無く何度かに分かれて発生します。