パンツ型装着物

 今日まで、介護や育児に用いるパンツやオムツなどのパンツ型装着物が販売されてきました。

 しかしながら、従来における通常の介護用パンツや介護用オムツは、排泄時にパンツ型装着物を両足の途中まで下ろさなくてはなりませんでした。この時、介護者は被介護者が転倒しないように支えながらパンツ型装着物を下ろさなくてはならず、介護者にとって負担になっていました。
 以前から介護者の負担解消を目指した発明はあったものの、排泄時に汚れが付着しやすいことや、介護者の負担を解消し切れていないなど、問題は多くありました。

 この発明品は元看護師である発明者によって実体験をもとに開発されたもので、パンツとおむつの新しい形として誕生しました。
 2つの生地から構成されるこの発明品は、排泄時に下ろさず装着したままでも広い開口部をつくることができ、快適に排泄することができます。また、その際に汚れが付着しないようにする機能も備わっており、従来の発明では補いきれていなかった問題を解決しました。

 また、乳幼児向けに利用することもできます。乳幼児はおむつを嫌がり逃げだすことがありますが、先にウエスト部分を腰から回すようにつけることができるため、逃げられづらく、すばやく交換することができます。

 介護者の負担を劇的に解消するこの発明品は、2017年に『オムパンツ』という名前で商標登録を果たし、現在、製品化へ向けて活動中です。

特許:6050541号  登録日:2016.12.2
商標:5921152号  登録日:2017.2.10